(薬膳で治す時事通信社新居裕久・倪曉・中山裕子著より引用)
2015年12月6日こんばんは
薬膳で治す 三村鍼灸指圧院・三村整骨院

冬の食事 対策 補陽袪寒を主とし、これに補気、補血、健脾、を適宜行います。
冬は体の機能が冬眠状態となり、同化作用やエネルギー代謝 の低下が起こり、
その結果、腎陽虚が起こりやすくなります。 そこで冷え症が強くなったり、
性機能減退を起こしたりします。
その対策としては、補陽薬を十分摂ることが必要です。
また、冬の自然状態である寒に対しては、袪寒を行います。
そうすることによって、
冬起こりやすい風邪(主に風寒タイプ= 風が寒さで増悪)、冷え症
、リウマチ、などを予防します。
中国では冬令進補、開春打虎、と言いまして冬のなると、
補気薬や補血薬のような補陽薬を摂ることを 勧めています。
そうすると春から一年を通じて虎をうちのめす くらいの元気が
出ることを言っています。
なお補陽薬を長く使うと胃腸障害を起こすことがあるので、
健脾薬も適宜使うとよいです。

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