2015年5月17日
こんばんは三村鍼灸指圧院です

薬膳で治す=時事通信社、新井裕久、睨曉、中山祐子共著より引用

腎陰虚タイプ
陰虚証とは身体の熱感、のぼせを伴った性機能減退です。
この熱証は腎の陰液不足により、相対的に陽気が亢進して起こったものです。

原因
老化以外に性生活の不摂生、慢性病による消耗、発汗や出血あるいは下痢などに
よる陰液の消耗、精神的ストレスによる消耗などによっておこります。

主な症状
性機能減退、男性では、この場合は性欲は亢進しますが、精液が少なく快感がない、
あるいは勃起が持続しないなどの症状が見られます。女性では月経過少、っ周期が
一定しない(遅れたり、早くなったり不定期)不正性器出血などが見られます。
これに伴う症状として熱証すなわち、からだの熱感(午後に多い)、のぼせ手のひらや
足裏のほてり、口やのどの渇き(夜間に多い)、顔面紅潮、いらいら、不眠、多夢、寝汗
、尿が濃い、便が固いなどの症状が見られます。
一般に腎虚証の人は身体は、やせ、皮膚が乾燥して、つやがないなどが多く見られます。
他の症状として、めまい、耳鳴り、脱毛、歯の動揺、知能減退、健忘、動作緩慢、
腰や、膝がだるく力がないなどの症状が見られます。

治療は滋補陰腎を行います。

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