4月27日
薬膳で治す
こんばんは神経痛・腰痛治療の三村鍼灸指圧院です。
「薬膳で治す」(時事通信社)(新井裕久、倪曉、中山裕子)より引用
陰虚体質の治療補陰をおこないます。
2清熱薬
 生地黄がよく用いられます。これは涼性が強く、ほてりやのぼせなどの熱証」
の症状を取り除くほか、補陰の働きもあります。
補血薬よくもちぃられるものは、熟地黄、何首烏、当帰、枸杞子

阿膠、竜眼肉、などがあります。

これらの薬は、滋養強壮、全身の栄養状態の改善、神経機能の改善などの作用を通じて、
間接的に造血機能を促進します。
健脾薬
滋潤性をもつ山薬(やまいも)、黄精(おうせい)、蓮子(れんし)、大棗(なつめ)、
帰経(作用のある部位、臓器のこと)は、脾臓、心臓、肺、腎臓です。
このほかにも、 ・筋骨を強くする。)
補陽薬冬虫夏草(トウチュウカソウ)肉蓯蓉(ニクジュヨウ)
菟絲子(トシシ)などです。

東洋医学では陰と陽は密接な関係があり、陰液が十分に滋潤されるためには
陽気が必要なので適宜加えます。ただし補陽の働きが強いと熱証を強めること
になるので、穏やかな作用を持ち、なおかつ補陰の働きも兼ね備えているこ
れらのものを用います。
補気薬人参(ニンジン)、党参(トウジン)黄耆(オウギ)炙甘草(シャカンゾウ)などです。

東洋医学では気と血とは密接な関係があり、血は気の作用によって生成・運行されるので
適宜加えます。

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