こんばんは 4月12日
腰痛・神経痛・治療の三村鍼灸指圧院・三村整骨院です
薬膳で治す 新井裕久・倪曉・中山佑子著、時事通信社より引用
鹿茸(ろくじょう)と肉蓯蓉(にくじゅよう)酒
鹿茸(ろくじょう)
(中国では古来から鹿茸が牛黄や麝香などに並べて強壮、強精、
長寿を目的として珍貴な漢方薬に位置づけられており、日本にもずっと昔から
珍貴な生薬の一種として使用してきました。日本の《生薬学》に鹿茸の薬理に
ついて、“抽出液はコリン様作用に基づくと考えられる副交感神経興奮効果を
示す。それは含有される不ケン化性中性脂肪画分に帰因する。ウサギに粉末を
連続して飲ませると赤血球数と血色素量の増加を与えた。”と述べ、その用途に
“強壮、強精薬として用いられる。”と記載しています。)
肉蓯蓉(にくじゅよう)
(ハマウツボ科のホンオニクの肉質茎を乾燥したもので、アルカロイド、蛋白質、
アミノ酸などを含みます。野馬の精液が地に落ちてそこから生えてくるとの
いわれがある精力剤です。
また腰膝の冷痛、遺尿、不妊症、便秘、止血薬、美肌にもおすすめです)
材料
鹿茸(薄切りしたもの)6g、肉蓯蓉(細切りしたもの)60g、25度焼酎1リットル、
砂糖100g、
作り方
1、鹿茸、肉蓯蓉、焼酎を容器に入れ軽くゆすって、よくなじませた後、
  しっかり蓋をして涼しいところに保存します。
2、一日一回くらい容器を軽く揺り動かして混ぜます。
3、10日目ぐらいにふたを開け、布などでろ過した後、薬剤の1/5の量を
  再び液の中に戻します。ここに好みで砂糖を適宜加えて溶かし、
  再び涼しいところに保存します。
4、約1か月たちましたら、ふたを取り液を布でろ過した後、飲用します。
飲み方
1回20ml、1日2回、朝夕食前または食後
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